■ ID | 158 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 破砕選別施設から排出される残土中有機物の削減 |
■ 著者 | 渡辺洋一
埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 埼玉県環境科学国際センター 細見正明 東京農工大学 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第12回廃棄物学会研究発表会、平成13年10月31日 |
■ 抄録・要旨 | 建設廃棄物の破砕選別施設においては、選別後に土砂に陶磁器くずや木くず等が混入した残渣(残土)が選別される。この残土は通常無機性廃棄物として扱われるが、有機物が含まれるため埋立処分時に環境汚染を引き起こしている。そこで、残土の組成を調査するとともに、有機物を除去し安定化させる方法として乾式分粒試験を行った。
その結果、以下のことが判明した。
(1) 選別残土を乾燥させて分粒することにより、粒径の細か い均一な残土を多く得ることが可能である。
(2) 残土に混入している有機物は紙くず、木くずが大部分で あるが、砂利・砂・土壌に付着している微細な有機物も無 視できない量である。
(3) 残土の性状により分粒の効果は異なり、礫状の場合は熱 しゃく減量5%以下の礫が得られる。 |
■ キーワード | *廃材, 粉砕, 選別器, 有機物, 含有量, 法規制, 乾式法, 分粒, 水分依存性, *廃棄物処理, 捨土 |
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